3月決算の企業であれば、次年度の予算編成に向けて動き出す時期に差し掛かってきました。予算管理業務（編成～執行～予実分析）のうち、予算編成の業務は、定期的に発生する一大イベントであり、そこには多くの部署や担当者が関わることになります。このことから予算編成については相応の工数がかかっており、企業は、少なくとも数百万円程度の人的コストを費やしている計算になります。

予算編成の業務は、半期や四半期等のタイミングで必ず行われる業務であり、他の業務に比べて実施頻度が低いことから、専用システムを利用せずにExcelを活用している企業が多くみられます。Excelは誰でも自由に使えて、非常に優秀なツールですが、予算編成のように多くの部署や担当者が関わるとなると、その操作の自由度が仇となり、様々な課題を引き起こすことがあります。

予算管理に関する課題を解決することにより、そこに係る工数や人的コストは大幅に削減することが可能です。当セミナーでは、Excelを用いた予算管理の課題を俯瞰し、ITソリューションや業務による改善事例を紹介するとともに、Excelのメリットを最大限に活かした予算管理システムの活用事例につき、実機を用いてわかりやすく解説いたします。

■Program.1：Excel課題の解決と効果的な運用手法～Excel予算管理における改善事例～

多くの企業がExcelを利用して予算管理を行う中、その弊害に悩まされることも少なくありません。Excelは誰でも自由に使える一方で、予算管理部門と現場部門で何度もデータのやり取りをする中、作業が重複・煩雑になることが大きな課題となります。Excelの操作性を享受しつつ、その弊害を克服する手法は無いのでしょうか？
当プログラムでは、Excel予算管理における課題を改善するとともに、継続してExcelを効果的に運用する手法につき、事例を交えて解説いたします。

■Program.2：Excelを最大活用する経営管理ワークプレイス～Excelメタボからの脱却～

Excelに依存した予算管理から脱却するためには、Excelとシステムを併用するという方法に加え、Excelは極力用いずにシステムだけで完結するという選択肢もあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。Excelが抱える課題を解決するには、どのような点に着目してソリューションを選択し、予算管理システムを構築すべきなのでしょうか？
当プログラムでは、Excelを最大限活用し、Excelと密接に連動する経営管理スイートfusion_placeを紹介いたします。

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