IPOを目指すスタートアップ企業や中小規模の企業にとっても予算管理（目標管理）は非常に重要です。中堅以上の多くの企業では、予算管理をITシステム化しており、ERPパッケージの予算管理モジュールを利用したり、専用の予算管理システムを採用したりしています。特に最近では、安価な予算管理システムがSaaS版として提供されるようになったことから、多くの企業で予算管理業務のDX化・IT化が進んでいます。しかしながら、安価なサービスが提供されるようになったからとは言え、スタートアップ企業や多くの中小規模の企業では、オーバースペックなシステム機能から費用対効果が見込めず、導入に二の足を踏んでしまうことも珍しくありません。このため、こうした企業規模の会社では、Excelで予算管理をしているのが常態となっていますが、Excelには脆弱性の問題もありリスクも多く内在しています。

このような状況を受け、スタートアップ企業や中小規模の企業に向けて、必要最低限のシステム機能で予算管理をITシステム化する動きがあり、SaaS版システムより、さらに安い金額によるサービスを提供する企業や無償版で予算管理のITサービスを提供するベンダーもいます。

当セミナーでは、『スタートアップ・中小規模企業に求められる予算管理とは？』と題し、スタートアップ・中小規模企業で最低限必要となる予算管理業務とシステム機能について解説するとともに、安価なコストで始めるIT予算サービスをわかりやすく紹介いたします。

10:00～
※講義50分

■プログラム：スタートアップ・中小規模の企業における予算管理システム
～中小向けITソリューションの活用～

スタートアップ・中小規模の企業においても予算編成から予実比較までのフローは中堅・大規模企業の予算管理と大きく変わりません。ただ、スタートアップ・中小規模の企業においては、部門や子会社の数が少なく、管理セグメントや管理帳票の種類も多くないことから、オーバースペックになるリスクのある予算管理システムの導入に抵抗を感じるのも仕方ありません。
当プログラムでは、スタートアップ・中小規模の企業で最低限必要となる予算管理業務のシステム機能を解説するとともに、より安価でスタートできるITサービスを紹介し、その導入と利用メリットを説明いたします。

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